今季のセリエAベストイレブンは?【八塚浩×チェーザレ ミネストローネ・ディ・カルチョ―09】

長く国内外のサッカーを実況し続けてきた八塚浩。そしてイタリア人のチェーザレ・ポレンギ。セリエAに精通する2人が、毎回1つのクラブを取り上げていく。第9回は今季のベストイレブンを選出する。

2015年06月12日(Fri)17時09分配信

シリーズ:八塚浩×チェーザレ ミネストローネ・ディ・カルチョ
text by 編集部 photo Getty Images
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「数年前のユーベはトップクラブとのギャップがあったけど、その差はもうない」

【八塚浩×チェーザレ ミネストローネ・ディ・カルチョ―】
セリエAに精通する八塚浩氏とチェーザレ氏による対談企画『ミネストローネ・ディ・カルチョ』

チェーザレ・ポレンギ(以下、チェ)「さあ、今シーズン最後のミネストローネを始めましょう。前回はチームについて触れたけど、今回まずはチャンピオンズリーグ(CL)決勝について触れなくてはいけないね。八塚さんはあの試合をどう見ましたか?」

八塚浩(以下、八)「最初に失点してしまったけど、ユーベが守備の意識を固めて前半良く守ったのは良かったね」

チェ「初めの4分の失点はもったいなかったね」

「あれはバルサの良さが出たよね」

チェ「間違いない。結果を忘れて内容を考えると、前半のユーベはバルサの素晴らしさに合わせていって、後半は全く同じレベルで戦えたと思う。後半の結果だけ見るとバルサが2-1で勝利しているけど、逆の結果になっていてもおかしくなかった。数年前のユーベはバルサやマドリー、バイエルンといったトップクラブとのギャップがあったけど、その差はもうないと思う」

「惜しむらくは、後半に1点を返して追いついた後、もう一度守備に重点を置いても良かったよね」

チェ「それでも良かったかもしれないけど、選手達は『いける』と感じて押し込みすぎて、カウンターでやられたのは仕方なかった。昨日アニェッリ会長が記者会見を開いて、彼はイタリアサッカー協会をすごく批判した。

『ユベントスのCL決勝進出と、フィオレンティーナとナポリのEL準決勝進出は、全くビジョンのない協会の力ではなく、クラブの努力だけで成し遂げた』と言った。僕たちにはイタリアサッカーにとってポジティブなシーズンのように見えたけど、アニェッリ会長が言うように、各クラブが頑張って結果を出しただけなんだよね」

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