無敗優勝の浦和、動員減の鹿島。1stを終えたJリーグ、2ステージ制移行に特需はあったのか?

2ステージ制が復活した2015年のJリーグは、浦和レッズが無敗でファーストステージ優勝を達成した。タイトルを争う試合では埼玉スタジアムに多くのサポーターが集まったことで2ステージ制の特需があったように見えたが、一方で恩恵を受けられなかったクラブもある。セカンドステージに向け、まだまだ検証が必要となりそうだ。

2015年06月30日(Tue)11時00分配信

text by 藤江直人 photo Getty Images
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無敗で1st制覇を遂げた浦和レッズ

無敗優勝の浦和、動員減の鹿島。1stを終えたJリーグ、2ステージ制移行に特需はあったのか?
浦和レッズは無敗で1stステージ優勝を遂げた【写真:Getty Images】

 史上初の無敗優勝で浦和レッズが美酒に酔った今シーズンのファーストステージ。午後7時のキックオフで最終節の9試合がいっせいに行われた6月27日は、2つの面で注目されていた。

 記録面ではレッズが無敗記録をキープできるかどうか。そして、営業面では前節でレッズが優勝を決めている状況が観客動員数にどのような影響を与えるのか、という点だ。

 果たして、ホームの埼玉スタジアムにアルビレックス新潟を迎えた一戦で、レッズは5対2の快勝を収める。スタンドは今シーズンで3番目の入りとなる4万3606人で埋まり、1週間前に敵地で決めたファーストステージ優勝の喜びを分かち合った。

 ホームで9戦全勝と無類の強さを発揮したレッズは、9試合の総観客数で36万6994人を動員。1試合当たりの平均観客数も、昨シーズンの9試合消化時の3万4552人から4万777人に伸ばしている。

 もっとも、昨シーズンのレッズは清水エスパルスとの第4節を無観客試合で行っているので比較することが難しい。参考までに2013年シーズンのホーム9試合消化時点の数字を見ると、総観客数は30万1381人、1試合平均が3万3487人となっている。平日開催の回数など条件が異なる部分もあるが、それでも今シーズンは大きく数字を伸ばしていることがわかる。

 今シーズンの滑り出しは、しかし、決して順調ではなかった。過去10年で7度の5万人超えを達成したホーム開幕戦で、モンテディオ山形を迎えた今シーズンは4万802人にとどまった。

 名古屋グランパスとの第7節では2万9803人にまで落ち込んだが、現時点で今シーズン最多となる5万3148人で埋まった5月2日のガンバ大阪戦を境に状況は一変。FC東京戦(4万2995人)、鹿島アントラーズ戦(4万1269人)、清水エスパルス戦(4万4425人)を記録してきた。

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