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日本代表 7年前

英国人が見たサウジ戦「清武は“10番”に定着した」「本田と香川の投入でペースが落ちた」

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

「PK獲得はマインドゲーム」「必ずサウジは1人少なくなる」

清武
PKで先制点をもたらした清武弘嗣【写真:田中伸弥】

――日本は清武が右サイド、久保がFWの4-4-2ですね。
「試合の流れによるね。守備の時には4-4-2みたいけど、攻撃する時は4-2-3-1になる」

――代表初先発となった久保は積極的なプレーを見せています。
「そうだね。オマーン戦後のコメントはまさにストライカーそのものだった。『パフォーマンスは良かったけど、ゴールを取りたかった』と何回も言っていたね。(ゴールを奪えなくて)本当に残念そうだった」

――前半は30分が経過しました。ここまでの印象はどうでしょうか?
「サウジアラビアのカウンターは危険。立ち上がりは日本のペースだったけど、テンポが少し落ちた」

――日本は相手のハンドでPKをゲット! これを清武が冷静に決めました。
「(PKを獲得したのは)マインドゲームね。清武はプレッシャーに打ち勝った。また試合に貢献した」

――前半は1-0で日本のリードです。どういう印象でしたか?
「良かったと思う! でも、後半はサウジアラビアの“攻撃”に気を付けないといけない。必ず相手は1人少なくなりそう。それもサッカーの一部だね」

――本田が後半から出てきました。このチームでどれだけできるか注目ですね。
「この状況では本田の経験が必要だと思う。ゲームコントロールに期待したい。日本がバラバラにならないように」

――途中交代となった久保はどうでしたか?
「あまり貢献はできなかったけど、非常にポジティブだった。ポテンシャルの高さを見せたね」

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