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“アラフォー”の星! 35歳を過ぎてもトップレベルで躍動する名手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

第二の春を謳歌するバスクの屈強なヘディングマスター

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アリツ・アドゥリスのヘディングの強さは欧州屈指【写真:Getty Images】

アリツ・アドゥリス

【生年月日】1981年2月11日(35歳)
【現所属クラブ】アスレティック・ビルバオ

 2000年にアスレティック・ビルバオの下部組織に加入したアリツ・アドゥリスだが、若手時代は決して順風満帆なキャリアとはいえなかった。ブルゴス、バジャドリー、マジョルカ、バレンシアといったクラブを転々とする。それでも2012/13シーズンにビルバオへ戻ると毎シーズン二桁得点を積み重ね、2015/16シーズンにはリーガ20ゴールを記録した。

 そして、2016年はアドゥリスにとって素晴らしい1年となった。スペイン代表の一員として夏のEUROに出場し、11月3日のヨーロッパリーグ(EL)ゲンク戦ではUEFA大会史上51人目の5得点を記録。同じ日に次女が誕生したうえ、一夜明けた4日にはスペイン代表復帰を果たす。さらに招聘されたマケドニア戦でゴールを決めたことで、スペイン代表最年長ゴール記録(35歳275日)を樹立した。

 35歳にして再びキャリアのピークを迎えているアドゥリス。2017年のさらなる活躍に注目が集まりそうだ。

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