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“アラフォー”の星! 35歳を過ぎてもトップレベルで躍動する名手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

引退撤回で救世主に。チーム愛溢れるブレーメンの闘将

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クレメンス・フリッツはブレーメンの精神的支柱【写真:Getty Images】

クレメンス・フリッツ

【生年月日】1980年12月7日(36歳)
【現所属クラブ】ブレーメン

 2006年から所属するブレーメンで不動の主力として活躍していた昨季途中、クレメンス・フリッツは突如シーズン終了後の現役引退を表明した。だが、クラブが残留争いに巻き込まれる中で「見捨てることはできない」と引退を撤回。獅子奮迅の活躍でブレーメンを残留に導き、今季もプレーを続けることを決断した。

 そして迎えた新シーズンも代えの利かない存在としてチームの中盤を支えている。今季はリーグ戦14試合に出場し、ブレーメンでのブンデスリーガ出場は通算284試合を数え、今季中に単一クラブでリーグ戦300試合出場を達成する可能性もある(出場試合数はすべて2017年1月19日現在)。

 ウィンターブレイク中には昨季の引退宣言が「間違いだった」と認めた闘将は、来季以降の去就について明言していない。ブレーメンは今季も苦しい戦いを強いられているが、フリッツはこれからも中盤に欠かせない存在としてチームをけん引していくはずだ。

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