【英国人の視点】清水の逆転現象。アウェイでは好印象もホームだと…。早急な軌道修正が必須か

今季からJ1に復帰した清水エスパルス。アウェイで印象的なパフォーマンスを披露するいっぽうで、ホームではなかなか白星が得られていない。この違いにはどういった原因があるのだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル/翻訳:フットボールチャンネル編集部)

2017年05月02日(Tue)11時37分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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劇的な展開で追いついたフロンターレ戦

チョン・テセ
清水エスパルスのFWチョン・テセ【写真:Getty Images】

 2017年のここまでの清水エスパルスは、ある意味「ジキルとハイド」のようだった。最近の大宮アルディージャ戦や川崎フロンターレ戦で見せた反撃のように、印象的な反発力を発揮することもあるが、ホームではいまだ1勝も挙げられていない。

 4月21日のフロンターレ戦は、2015年にクラブ初の2部降格を強いられた頃と比較すれば、現在のエスパルスがはるかに倒しにくいチームになっていることを示すかのようだった。小林伸二監督の率いるチームは、14分に金子翔太のゴールで奪ったリードを失い、1-2のスコアでタイムアップに近づく状況の中でも心が折れることはなかった。

 等々力でヒーローとなったのはまたしても、最近チームに加入したチアゴ・アウベスだった。大宮と1-1で引き分けた第7節の試合終盤に白崎凌兵の同点弾をアシストしたのに続いて、第8節は試合のまさにラストプレーで自ら2-2のゴールを奪ってみせた。

「前回の試合と同じく、今回も負けそうな試合をドローに持ち込むことができました」とアウベスはチームの奮闘ぶりについてコメント。「今は単なる勝ち点1に思えるかもしれませんが、長い目で見ればこういう勝ち点がすごく重要になってくると思います」と語った。

 同僚のFWチョン・テセも同様の考え方を述べている。

「この1ポイントは大きいです。すごく大きいと思います。この試合を落とせば今後への自信を失うところでしたが、負けなかったことには大きな意味があります」と33歳のストライカーは話す。

「勝てそうな試合で負けるチームは落ちていく。負けそうな試合で引き分けるチームは上がっていく。引き分けそうな試合で勝てるチームはさらに上へ行くことができます。そういう意味で今回は、本当に何かを手に入れられたと思います」

「僕らの強さは、チーム一丸となってしっかりと守り、そこから速攻を繰り出すところにあります。攻撃に良い選手はたくさんいますからね」とテセ。「今日も2点取れましたし、今季はほぼいつもそれができています」

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