ボールボーイで退場!?
ボールボーイの教育まで熱心に行うというシメオネ【写真:Getty Images】
『信念』によると、シメオネは12歳の頃、ボールボーイを務めた試合においてまさかの退場処分を命じられた経験があるという。当時下部組織に所属していたベレス・サルスフィエルドのトップチームの試合で、相手GKが前に出ている状態でスローインとなったボールを素早く拾って味方選手に渡したためだそうだ。
このエピソードについて、玉乃氏は「ああ、ここからきてるんだ」と一言。 シメオネは監督となった現在も、ボールボーイの起用法を含めた、試合の結果に影響し得る細かいディティールにまでこだわる。「今でも、ボールボーイの教育であったり選定に対しても異議を唱えます。実際に経験したことが活きてるんですね」と、玉乃氏はシメオネ少年が12歳にして“闘将”としての一面を見せていたことを指摘した。
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