【西部の目】ハリルJ、ブラジル戦は早々の2失点でテスト終了。非常に中途半端な結果に

11月10日、フランスのリールでブラジル代表との国際試合に臨んだ日本代表。来年のワールドカップに向け貴重なテストマッチの機会だったが、開始早々に次々と許し前半だけで3点を奪われてしまった。単純な力の差を示され、テストとしても中途半端なものになってしまった。(文:西部謙司)

2017年11月11日(Sat)11時24分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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早々の2失点。実質的にテストは終了

早々に2失点を喫し、さらに36分には3点目を奪われてしまった
早々に2失点を喫し、さらに36分には3点目を奪われてしまった【写真:Getty Images】

【日本1-3ブラジル】

 ブラジル、ベルギーとの試合は個人のテストではなくチームのテストになる。日本はハリルホジッチ監督がベストと考えるメンバーで臨んだが、非常に中途半端な結果に終わってしまった。

 中盤は予選のベストゲームだったホームのオーストラリア戦と同じ長谷部、山口、井手口のトリオだが、ブラジルとマッチアップを合わせて三角形の作り方が逆になっていた。敵陣の半分からマンマークに近い形の守備を行っている。これでボールを奪ってカウンターを仕掛けるのが日本の狙いである。ブラジル相手に日本の守備と速攻がどれだけ通用するかのテストだった。

 ところが、早々に2点を失ったことで実質的にテスト終了となってしまった。日本がどこからプレスをするか確認できたブラジルは、その手前でパスを回しながらの省エネモードに。この時点で、日本は得点を奪うためのプレーとブラジルのカウンターをいかに防ぐかのテストに変わった。

 ところが、日本は有効な攻撃がほとんどできず、ブラジルのカウンターを食らって0-3となってしまう。こうなると玉砕覚悟のハイプレスしか選択肢はないのだが、当初のプランどおりの守備を変えなかった。ブラジルもさほど攻め込んでこないので当然テストにはならなかった。

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