フットボールチャンネル

西野監督、ミーティングでは「建設的に意見交換」。3バックに「固執はしていない」

text by 編集部 photo by Getty Images

180531_nshino_getty
西野朗監督【写真:Getty Images】

 ロシアワールドカップに臨む日本代表は3日、オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。

 この日の練習ではゲーム形式を行い、選手の配置は5月30日のガーナ戦でトライした[3-4-2-1]だった。ただ、西野朗監督は「固執はしていない」と言う。

「今日はあまり意識しないでフリーな中でゲームやらせましたけど、3バックに固執はしてないです。ガーナ戦の前にも伝えていますけど、あくまで今後に関しての3バックのトライだったので。これからはしっかり相手に合わせたところもないと対応できないと思う。これで3バックの感覚も多少、午前中のミーティング等でも少し整理出来たところもあるので、3と4を併用していきたいと思います」

 この日はミーティングを行ったという。「今日午前中に1時間。ガーナ戦の振り返りと3バック、4バック、そういう中で選手と意見交換しながら、なかなか建設的にみんな意見交換出来てよかったなと思います」と西野監督は振り返った。

 スイス、パラグアイとのテストマッチを経てワールドカップに臨むことになる。指揮官は「コロンビア戦までに一度、やはり全体を上げたコンディショニング取りたいなと思っています」と話す。

「明日、明後日の中でかなり負荷のかかるトレーニングを、その中でフィジカル的には一度上げたい。戦術的、戦い的、戦い方の整理、コロンビアに向けての戦い方を合わせていきたいと思います」

 万全の状態を作って初戦を迎えたいところ。そのためにも、この事前キャンプは非常に重要になるだろう。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

ハリル
ハリル氏「最悪の悪夢」。日本代表監督解任にショック隠せず
ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表前監督は27日、都内で記者会見を行った。
ハリル
ハリル氏、香川と本田に言及? W杯出場決めた豪州戦で出番なしに「2人の選手ががっかりしていた」
ロシアワールドカップ・アジア最終予選について語り始めたハリルホジッチ氏。オーストラリアに勝利し、本大会の出場権を獲得したハリルジャパン。この試合の後について同氏はこう話している。
ハリル
ハリル氏、槙野智章からのメッセージを明かす『JFAの決定に落胆』『コミュニケーションに問題なかった』
『選手たちとの信頼関係の薄れ』が解任の一因となったが、これについてハリルホジッチ氏は疑問を口にした。
ハリル
ハリルホジッチ解任記事まとめ
日本サッカー協会(JFA)は9日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任を発表した。これを受け、報じられたハリル氏や選手の反応をまとめた。

 

KANZENからのお知らせ

scroll top