2005年Jリーグ。ガンバが悲願の初タイトル、バレーの驚愕6発。無観客試合でW杯出場決定【Jリーグ平成全史(13)】

2019年04月30日(Tue)7時05分配信

シリーズ:Jリーグ平成全史
text by 編集部 photo Getty Images
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主な出来事

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ナビスコカップ優勝を果たしたジェフユナイテッド市原・千葉【写真:Getty Images】

 中村俊輔がスコットランドの名門セルティックに移籍したのがこの年の夏である。セリエAで揉まれた天才レフティーは、スコットランドでも1年目から活躍。数々の伝説を残すこととなる。

 ナビスコカップ決勝は死闘が繰り広げられた。この年リーグ制覇を果たす(後述)ガンバ大阪と、イビチャ・オシム監督の下で劇的な進化を遂げたジェフユナイテッド市原・千葉が激突。スコアレスのまま延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれこんだ。

 G大阪の1人目のキッカーは遠藤保仁。黄金世代の一員で、キックの技術はピカイチ。左の中村俊輔、右の遠藤と言えるほどの名手だ。しかし、遠藤の前に立ちはだかったのは千葉のGK立石智紀。素晴らしい反応で見事にストップ。千葉は5人全員が成功し、クラブ史上初タイトルを獲得した。

 この年のJ1で残留争いを強いられていた大分トリニータは8月にシャムスカ監督が就任。するとチームは息を吹き返し、6戦負けなしなどの成績を残す。最終的に11位までジャンプアップし、残留を果たした。指揮官の手腕は「シャムスカマジック」と呼ばれた。

 J1・J2入れ替え戦は壮絶だった。日本代表を複数擁する柏レイソルに対し、ヴァンフォーレ甲府は第1戦で逆転勝利した。続く第2戦は甲府のゴールラッシュとなった。エースストライカーのバレーが爆発。一人で6ゴールを挙げる大活躍を見せ、甲府がJ1昇格を決めた。

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