2005年Jリーグ。ガンバが悲願の初タイトル、バレーの驚愕6発。無観客試合でW杯出場決定【Jリーグ平成全史(13)】

1993年に開幕したJリーグは今季で27年目を迎えている。平成とともに歩み成長し、そして時代は間もなく令和へと移行する。フットボールチャンネル編集部では、昨季までの26年間を1年ずつ振り返っていく。今回は2005年(平成17年)。

2019年04月30日(Tue)7時05分配信

シリーズ:Jリーグ平成全史
text by 編集部 photo Getty Images
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2005年(平成17年)

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コンフェデレーションズカップでブラジルと渡り合った日本代表【写真:Getty Images】

 前年から大きな変更があったJ1リーグ。この年から18チームで争われ、1シーズン制となった。34試合を行い、勝ち点の合計で優勝を決める。

●J1参加クラブ
鹿島アントラーズ
浦和レッドダイヤモンズ
大宮アルディージャ
ジェフユナイテッド市原・千葉
柏レイソル
FC東京
東京ヴェルディ1969
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
アルビレックス新潟
清水エスパルス
ジュビロ磐田
名古屋グランパスエイト
ガンバ大阪
セレッソ大阪
ヴィッセル神戸
サンフレッチェ広島
大分トリニータ

●J2参加クラブ
コンサドーレ札幌
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
水戸ホーリーホック
ザスパ草津
横浜FC
湘南ベルマーレ
ヴァンフォーレ甲府
京都パープルサンガ
徳島ヴォルティス
アビスパ福岡
サガン鳥栖

 ザスパ草津と徳島ヴォルティスが昇格し、このシーズンからJ2に参戦することとなった。

 日本代表が翌年のドイツワールドカップ出場権を獲得した。最終予選で苦戦を強いられ、アウェイのイラン戦は10万人以上の観客が詰めかけた完全アウェイの中で敗れた。海外組と国内組の融合は決してスムースではなかったが、それでも白星を重ね6月8日を迎えた。

 タイ・バンコクのスパチャラサイ競技場のスタンドに、サポーターの姿はなかった。当初は北朝鮮の平壌で開催される予定だったが、同地でのイラン戦で観客が騒ぎを起こしたため、日本戦は中立国での無観客となった。

 いつもと違う雰囲気となったが、日本は後半に柳沢敦のゴールで先制する。さらに終了間際には、カウンターから大黒将志が決めて勝負あり。3大会連続となるワールドカップ出場を果たした。

 その後、ジーコジャパンはコンフェデレーションズカップに出場。1勝1分1敗でグループリーグ敗退となるが、ブラジルとの最終戦で真っ向勝負を挑んだ。

 10分、カウンターからロナウジーニョに運ばれ、ラストパスをロビーニョに決められる。しかし27分、日本が盛り返す。パスを受けた中村俊輔が前を向くと、ワンステップで左足を一閃。パワーが乗り移ったボールはGKを強襲し、ネットを揺らした。キャリアのピークを迎えようとしていたファンタジスタが、王国の目を覚まさせた。

 32分にロナウジーニョに決められるも、後半終盤に中村俊輔が直接FKを狙う。これはポストに嫌われたが、跳ね返りにいち早く反応していた大黒押し込み同点に追いついた。日本はブラジルと打ち合いの末、引き分けに持ち込んだ。カナリア軍団とは、翌年のワールドカップでも対戦する。

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