ベストイレブン、個人賞
2013シーズンの最優秀選手賞に輝いた横浜F・マリノス(当時)の中村俊輔【写真:Getty Images】
ベストイレブン
GK:西川周作(サンフレッチェ広島)
DF:那須大亮(浦和レッズ)
DF:森重真人(FC東京)
DF:中澤佑二(横浜F・マリノス)
MF:中村俊輔(横浜F・マリノス)
MF:山口蛍(セレッソ大阪)
MF:柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
MF:青山敏弘(サンフレッチェ広島)
FW:大迫勇也(鹿島アントラーズ)
FW:大久保嘉人(川崎フロンターレ)
FW:川又堅碁(アルビレックス新潟)
連覇を果たしたサンフレッチェ広島、2位でシーズンを終えた横浜F・マリノス、4位でAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得したセレッソ大阪から2名が選出された。横浜FMの中澤佑二はこれで6回目のベストイレブン選出、中村俊輔も自身3度目の選出となるなど、ベテランが結果を残した。また、鹿島アントラーズの大迫勇也はこれが初のベストイレブン選出。この翌年、同選手は1860ミュンヘンへと移籍することになる。
個人賞
最優秀選手賞:中村俊輔(横浜F・マリノス)
得点王:大久保嘉人(川崎フロンターレ)
ベストヤングプレーヤー賞:南野拓実(セレッソ大阪)
最優秀監督賞:森保一(サンフレッチェ広島)
優秀審判員賞:西村雄一
優秀副審賞:相樂亨
フェアプレー賞 高円宮杯:サンフレッチェ広島
J1フェアプレー賞:ベガルタ仙台
J2フェアプレー賞:ガンバ大阪、松本山雅FC、ヴィッセル神戸、ファジアーノ岡山
フェアプレー個人賞:柿谷曜一朗(セレッソ大阪)、佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
功労選手賞:中山雅史、土肥洋一、服部公太
Jリーグベストピッチ賞:埼玉スタジアム2002、東北電力ビッグスワンスタジアム、IAIスタジアム日本平、キンチョウスタジアム
最優秀育成クラブ:セレッソ大阪
J2 Most Exciting Player:遠藤保仁(ガンバ大阪)
最優秀ゴール:J1 柿谷曜一朗(セレッソ大阪)、J2 中島翔哉(東京ヴェルディ)
Join賞(チェアマン特別賞):大宮アルディージャ、サンフレッチェ広島のファン・サポーター
この年より最優秀ゴール賞が創設。J1各節の全ゴールの中から、サポーターのインターネット投票で上位3つを選出。また報道関係者やJリーグ・JFA技術委員会などで構成される「ベストゴール評議会」が推薦する2ゴールを加え、各月ごとにまとめて再度サポーター投票を行ない、月間ベストゴールを選出してこの中からJ1は選考委員会の投票で最終決定される。
2013シーズンはリーグで2位、天皇杯優勝を果たすなど強さを見せつけた横浜F・マリノス。そんなチームにおいて大活躍を見せたのが中村俊輔だった。日本屈指のレフティーはこの年、自身初のリーグ二桁得点を叩き出し、それまで遠藤保仁が持っていたFK通算得点記録も更新(17得点)。文句なしの年間MVP獲得となった。この結果を受け、セルティックも公式サイトで祝福のメッセージを送っている。
得点王は26ゴールを挙げた川崎フロンターレの大久保嘉人が獲得し、ベストヤングプレーヤー賞にはセレッソ大阪のACL出場に大きく貢献した南野拓実が選出されている。