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鹿島、初先発上田綺世の2発などで清水に快勝。川崎FはC大阪に手痛い敗戦

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第25節の試合が各地で行われている。1日の18時キックオフの試合では、セレッソ大阪対川崎フロンターレ、清水エスパルス対鹿島アントラーズの2カードが開催された。

 今節の試合ではすでに首位のFC東京や、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島など上位チームがいずれも勝利。優勝争いやACL出場権争いに向け、川崎Fや鹿島も勝ち点3を逃すわけにはいかない状況だった。

 鹿島は前半15分、開幕戦以来の先発出場となった遠藤康が先制のゴールを記録。セルジーニョのスルーパスを受けてエリア手前に抜け出すと、GK大久保択生が飛び出していたチャンスを逃さず、絶妙なループシュートをネットに送り込んだ。

 さらに34分、初先発の上田綺世が倒されてPKを獲得し、セルジーニョが確実に決めてリードを広げる。73分には永木亮太からのクロスに頭で合わせた上田が3点目。アディショナルタイムにも遠藤の絶妙なクロスから上田が頭で決め、鹿島が4-0で快勝した。

 C大阪対川崎F戦は開始わずか2分、CKからのこぼれ球を瀬古歩夢が押し込んでホームのC大阪が先制。だが川崎Fも13分に阿部浩之のゴールで同点とし、1-1で前半を折り返す。

 54分には交代で投入されたばかりの鈴木孝司が右からのクロスにヘディングで合わせ、ニアポストに勝ち越しのゴールを叩き込む。鈴木の移籍後初ゴールが決勝点となり、C大阪が2-1で3連勝を飾った。

 この結果、鹿島はFC東京との勝ち点4ポイント差を守って次節の直接対決に臨む。川崎Fは6試合白星なしと失速して5位に後退し、首位との差は残り9試合で11ポイントにまで開いてしまっている。

【了】

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