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大激戦J1、FC東京が首位奪回! マリノスが2位浮上。フロンターレも鹿島撃破で望み繋ぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

FC東京
FC東京がJ1首位浮上【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第31節の試合が9日に各地で開催されている。14時キックオフで4試合が行われた。

 今季のJ1は4試合を残した時点で首位の鹿島アントラーズ、2位のFC東京、3位の横浜F・マリノスがわずか1ポイント差にひしめく大接戦の優勝争い。4位の川崎フロンターレも含め、今節は上位陣が同時刻の試合開催となった。

 鹿島はホームで川崎Fと上位対決。逆転優勝の可能性を残す川崎Fは、敗れれば3連覇が数字的に消滅する状況だったが、首位相手に意地を見せた。後半に山村和也と長谷川竜也のゴールで2点を奪い、2-0で鹿島を撃破している。

 FC東京は最下位に沈むジュビロ磐田のホームに乗り込んだ。後半立ち上がりにPKを獲得すると、ディエゴ・オリヴェイラが決めてFC東京が先制。これが決勝点となりそのままFC東京が1-0の勝利を飾った。

 ホームに北海道コンサドーレ札幌を迎えた横浜FMは前半2分、4分と立て続けにエリキが2得点。だが札幌も8分に鈴木武蔵が1点を返し、序盤から目まぐるしい展開。23分には10月のJ1MVPを受賞した仲川輝人も決め、横浜FMが2点リードで折り返す。

 70分にはマルコス・ジュニオールが自ら獲得したPKを決め、得点ランキング単独首位の15点目。札幌も鈴木がもう1点を返したが、4-2で横浜FMが勝利を収める結果となった。

 この結果、FC東京が鹿島を上回り4節ぶりの首位に再浮上。横浜FMが1ポイント差での2位となり、鹿島は3位に後退している。1試合を多く消化している川崎Fも首位と5ポイント差で逆転優勝への望みを残した。

 14時キックオフのもう1試合では名古屋グランパスとヴィッセル神戸が対戦。前田直輝の2得点と和泉竜司の1得点で名古屋が3-0の勝利を収め、残留に向けて大きな勝ち点3を加えている。

【了】

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