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2019年アジアベストイレブンを選定。主役は日韓の2大エース、大陸王者の元Jリーガーも【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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左からソン・フンミン、アズムン、伊東純也【写真:Getty Images】

伊東純也(日本代表/ゲンク)
生年月日:1993年3月9日(26歳)
今季リーグ戦成績:20試合出場/1得点 ※1月2日現在

 1月に移籍したゲンクですぐさま主力に定着し、自慢の快足を飛ばして右サイドを駆け回っている。今季はリーグ戦ですでに5アシストを記録し、チャンピオンズリーグの舞台にも立って強豪相手にも戦えることを証明した。日本代表では10月のモンゴル代表戦で圧巻の1試合3アシスト。サイドをえぐってのクロスのみならず、守備での献身性も特筆に値する。今後はフィニッシュの精度をより磨いていきたいところだ。

ソン・フンミン(韓国代表/トッテナム)
生年月日:1992年7月8日(27歳)
今季リーグ戦成績:16試合出場/5得点 ※1月2日現在

 昨季はプレミアリーグで3年連続二桁得点を達成し、チャンピオンズリーグ決勝の舞台にも立った。トッテナムに欠かせない中心選手としての地位を築き、アジア全土での人気も桁外れ。時折冷静さを失って、1年に3枚のレッドカードを受けるプレミアリーグでは9年ぶりという不名誉な記録でケチはついたが、ピッチ上でのクオリティの高さに疑いの余地はない。

サルダル・アズムン(イラン代表/ゼニト・サンクトペテルブルク)
生年月日:1995年1月1日(24歳)
今季リーグ戦成績:18試合出場/7得点 ※1月2日現在

 若手の頃からアジアサッカー界では最高クラスの逸材として将来を嘱望されてきた大型ストライカーは、今年2月に加入したゼニトで大きくスケールアップを遂げた。昨季は後半戦だけでリーグ戦12試合9得点、今季はすでに18試合で7得点を挙げるだけでなく5アシストも記録するなど、多彩な形でゴールに絡める総合力の高いストライカーへと進化を遂げている。ロシアで実績を積み上げてきた24歳は、ロストフ時代以来3シーズンぶりのチャンピオンズリーグでもグループリーグ全試合に出場して2得点を奪う活躍を披露した。

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