フットボールチャンネル

2019年アジアベストイレブンを選定。主役は日韓の2大エース、大陸王者の元Jリーガーも【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

20190103_asiabest11mfs_getty
左からアクラム・アフィフ、アフメドフ、南野拓実【写真:Getty Images】

オディル・アフメドフ(ウズベキスタン代表/上海上港)
生年月日:1987年11月25日(32歳)
今季リーグ戦成績:17試合出場/4得点 ※1月2日現在

 外国人枠の関係で前線のタレントたちが優先されるためリーグ戦での出場機会は限られたが、アジア枠を活用できるAFCチャンピオンズリーグでは圧巻のパフォーマンスで上海上港の中盤を支配した。エウケソンの中国国籍取得によってリーグ戦にも出場できるようになった後半戦も含め、32歳になってもアジアトップクラスのセントラルMFであることを証明し続けている。

南野拓実(日本代表/リバプール)
生年月日:1995年1月16日(24歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/5得点(※レッドブル・ザルツブルク時代のもの) ※1月2日現在

 自身初のチャンピオンズリーグ本戦で世界に衝撃を与えるパフォーマンスを披露し、昨季の欧州王者リバプール移籍を勝ち取った。攻守にアグレッシブなプレースタイルに磨きがかかり、ゴールもアシストもできて、守備でも高い強度を維持できるタフさも兼ね備える。日本代表では史上初のワールドカップ予選開幕から4試合連続ゴールも達成し、前線に欠かせない中心へと飛躍を遂げている。アジアで今後が最も楽しみな選手の1人であることに疑いはない。

アクラム・アフィフ(カタール代表/アル・サッド)
生年月日:1996年11月18日(23歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/5得点 ※1月2日現在

 カタール代表が初優勝を果たしたアジアカップで、大会通じて11アシストの大暴れ。決勝の日本代表戦でも1得点2アシストと、全得点に絡む大車輪の活躍でチームを3-1の勝利に導いた。シャビ監督が率いるアル・サッドでも絶対的な中心選手として昨季の優勝に貢献し、カタールスターズリーグ優勝と年間MVPに輝いた。そして、今年のアジア年間最優秀選手の称号も手にし、12月のクラブワールドカップでも3試合に出場している。2020年6月には保有権を持つビジャレアルに復帰予定で、3年ぶりの欧州トップリーグ返り咲きも近いか。

【次ページ】FW

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top