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Jリーグ 4年前

Jリーグ、主要移籍まとめ(5)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

古巣に復帰したポリバレントなMF

菊地俊介
【写真:Getty Images】

MF:菊地俊介(きくち・しゅんすけ)
生年月日:1991年10月4日(28歳)
昨季リーグ戦成績:17試合出場/3得点0アシスト
移籍先:湘南ベルマーレ→大宮アルディージャ

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 菊地俊介は6シーズンプレーした湘南ベルマーレを離れる決断を下した。そして、ジュニアユース時代に3年間プレーした大宮アルディージャに完全移籍で加入した。

 菊地は伊奈学園総合高校、日本体育大学を経て、2014年に湘南に加入した。大学時代はセンターバックとして高い評価を受けていたが、当時の曹貴裁監督は菊地を中盤にコンバート。すると、1年目からJ2で30試合に出場して、瞬く間に湘南の主力選手となった。

 ここ数年は得点能力の高さを買われてシャドーの位置でプレーすることも多かった。J1とJ2を往復した湘南では、6年間でリーグ戦133試合に出場して22得点を挙げている。2017年には長期離脱となった高山薫に代わってシーズン途中から主将を務めるなど、チームの中心的な存在を担った。

 ボール奪取能力に優れる菊地は、空中戦でも強さを発揮できる。湘南で鍛えられた運動量はリーグ屈指で、前線で起用されたときは走行距離が13kmを超える。ケガに泣かされることも少なくないが、センターラインをポリバレントにこなせる菊地は、J1昇格を目指す大宮にとって大きな戦力となるだろう。

【次ページ】得点能力の高いDF

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