日本在住11年の英国人記者が選ぶ、Jリーグのサッカースタジアム10選【英国人の視点】

日本代表やJリーグなどを取材しているイングランド人記者のショーン・キャロル氏は2009年に来日して以来、40を超えるJクラブのホームゲームに足を運んできた。日本各地で取材活動を続ける彼だからこそ知りえるスタジアムの魅力とともに、サッカースタジアムベスト10を選出してもらった。(文:ショーン・キャロル)

2020年03月06日(Fri)7時00分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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英国人記者が選ぶスタジアム10選

 これまで私が日本で過ごしてきた11年近い時間の中で、現在のJ1とJ2を構成する40チームのほぼ全て(唯一未体験のFC琉球は計画中)と、いくつかのJ3チームのホームゲームを観戦する幸運に恵まれた。

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 訪問したひとつひとつのスタジアムにそれぞれの印象が残っており、そこから日本のサッカー文化を覗き見ることができた。再訪を楽しみにしているスタジアムもあるし、今後新たに訪れたいスタジアムもある。ともかく現時点でのベスト10を挙げるとすれば以下の通りだ。

10位:Shonan BMWスタジアム平塚

Shonan BMWスタジアム平塚
【写真:Getty Images】

使用クラブ:湘南ベルマーレ
入場可能数:15,380人

 いかなるスタジアムにとっても大きな欠点となってしまう陸上トラックが存在するとはいえ、平塚を訪れるのはいつも楽しい。スタジアムへの道筋もさほど大変なものではないし、キックオフに向けてテンションを高めさせてくれる。特に最後の部分、試合前の各種アクティビティで賑わう公園内に入ればなおさらだ。

 そしてベルマーレは湘南エリアの気性を非常にうまく捉えており、そのアイデンティティを各方面に反映させている。年季が入っており、最新のスタジアムのようなきらびやかさに欠ける部分も多いが、個人的にはその点にこそこの会場の魅力の大部分があると思う。

9位:栃木県グリーンスタジアム

栃木県グリーンスタジアム
【写真:Getty Images】

使用クラブ:栃木SC
入場可能数:15,325人

 栃木SCのホームスタジアムも、周辺の環境とうまく融合することに大成功している日本のスタジアムのひとつであり、清原北公園の木々の中に心地良く鎮座している。

 大規模ではないのでクラブがもしJ1に昇格することになれば大変ではあるだろうし、メインスタンドの一部を覆う申し訳程度の屋根を除けばファンもメディアも完全に風雨に晒されてしまうのも事実だ。だが絵になる風景の中で試合を生観戦したいファンにとってグリーンスタジアムは絶対に見逃せない。

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