FC東京、5年間の歴代フォーメーション。久保建英が半年で残したインパクトと手の届かないタイトル

2020年03月20日(Fri)7時10分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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あと一歩だった栄冠(2019年)

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FC東京、2019年の基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:2位
YBCルヴァンカップ:準々決勝敗退
天皇杯:3回戦敗退

 オフに梶山陽平は引退し、米本拓司、前田遼一といった長年在籍した選手が移籍。ジャエルやアルトゥール・シルバといったブラジル人に加えて、韓国代表のナ・サンホ、世代別代表の田川亨介を獲得した。

 長谷川体制2年目は開幕ダッシュに成功した。12節まで無敗、2位に6ポイント差をつけて首位を快走。横浜FMへの期限付き移籍から復帰した久保が右サイドハーフに定着し、14試合で4得点3アシストをマークした。

 しかし、久保が18歳の誕生日を迎えたわずか11日後、FC東京はレアル・マドリードへの完全移籍を発表。6月1日の大分トリニータ戦を最後にコパ・アメリカ(南米選手権)を戦う日本代表に合流し、大会後はそのままスペインへと活躍の舞台を移した。

 ルヴァンカップではグループステージ2位で2年ぶりに決勝トーナメントに進んだが、準々決勝でG大阪にアウェイゴールで上回られて敗退。天皇杯ではヴァンフォーレ甲府に敗れて3回戦で姿を消した。カップ戦は2年連続で上位に駒を進めることができなかった。

 強固な守備陣は昨年から引き続き、夏場までは首位をキープ。24節からのアウェイ8連戦でも4勝2敗2分と勝ち点を積み重ねたが、28節で猛追する鹿島に首位を明け渡した。優勝争いは横浜FMも含めた三つ巴の戦いとなり、最終節は横浜FMとの直接対決に。4点差以上での勝利が必要だったが、結果は0-3の完敗。目の前で横浜FMの優勝決定を見せつけられることとなった。

 4位となった15年も含めて、強固な守備はこの5年間でFC東京のアイデンティティになったと言えるだろう。勝ち点64と2位はクラブ史上最高の成績で、プレーオフからではあるが3度目のACL出場権も獲得。観客動員数は初めて3万人を超えるなど、名実ともにJリーグのビッグクラブと肩を並べる存在になりつつある。

▽GK
林彰洋

▽DF
室屋成
渡辺剛
森重真人
小川諒也

▽MF
大森晃太郎
橋本拳人
高萩洋次郎
東慶悟

▽FW
ディエゴ・オリヴェイラ
永井謙佑

【了】

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