サンフレッチェ広島、5年間の歴代フォーメーション。世界3位に輝いた森保体制から、新たなサイクルへの転換

Jリーグの各クラブは、毎年メンバーを変えながらシーズンを戦っている。5年前と比べると、ほとんどのチームでメンバーの大半が入れ替わっている。今回、フットボールチャンネルでは、サンフレッチェ広島の過去5年間の主要メンバーや基本システムをシーズンごとに紹介していく。

2020年03月27日(Fri)9時10分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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王者返り咲き(2015年)

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サンフレッチェ広島、2015シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:1位(1st:3位/2nd:1位)
ヤマザキナビスコカップ:グループステージ敗退
天皇杯:準決勝敗退


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 森保一体制4年目の2015年、広島は序盤の連敗以外は大崩れすることなく勝ち点を積み重ね、上位争いへと加わった。しかし、無敗をキープする浦和レッズの背中は徐々に遠くなり、勝ち点34を挙げながらも浦和、FC東京に次ぐ3位で1stステージを終えた。

 2ndステージは5連勝スタートで首位に立った。2位に落ちた時期もあったが、10節のモンテディオ山形戦に勝利して再び首位に浮上する。4連勝でリーグ戦を終えた広島は、追いすがる鹿島アントラーズを振り切って2ndステージ優勝を達成。年間勝ち点でも2位・浦和を2ポイント上回り、チャンピオンシップ決勝にまわった。

 ガンバ大阪との決勝第1戦は、1点ビハインドで後半アディショナルに突入した。相手の退場で数的有利となった広島は、カウンターから青山敏弘のクロスを佐々木翔が頭で合わせて同点。さらにその4分後、山岸智の入れたクロスがこぼれたところを柏好文が右足を振り抜いてゴールネットを揺らす。広島はアウェイで劇的な逆転勝利を収めた。

 第2戦も相手に先制される展開となったが、57分に投入された浅野拓磨が試合を決めた。カウンターから右サイドの柏がクロスを上げると、ゴール前で待っていた浅野が頭で合わせる。ボールはそのままゴールに吸い込まれて同点。2戦合計スコアを4-3とした広島が、2年ぶりのリーグ優勝を達成した。

 オフにはシャドーで定位置を築いていた高萩洋次郎と石原直樹が移籍。徳島から獲得したドウグラスとボランチだった柴崎晃誠を起用された。ドウグラスはチームにフィットした中盤以降に得点を量産し、2度のハットトリックを含む21得点を挙げた。

 リーグ優勝からわずか5日後、広島は開催国王者としてFIFAクラブワールドカップに参加。オセアニア王者のオークランドシティを2-0、アフリカ王者のマゼンベを3-0で破ってベスト4に進んだ。南米王者・リバープレートには0-1で敗れたが、3位決定戦ではアジア王者の広州恒大に先制を許しながらもドウグラスの2得点で逆転に成功。チャンピオンシップを含めて18日間で6試合の過密日程を戦い切った広島が、Jクラブとしては3クラブ目となる3位入賞を果たした。

 チャンピオンシップ決勝第2戦の浅野のゴールや、クラブW杯3位決定戦のドウグラスのように、途中出場してきた選手の活躍が目立った。浅野はこのシーズン、先発の機会はわずか2度だけだったが、ジョーカーとして30試合に途中出場し、8得点を挙げている。要所で森保采配が光ったシーズンだった。

▽GK
林卓人

▽DF
塩谷司
千葉和彦
水本裕貴

▽MF
ミキッチ
森崎和幸
青山敏弘
柏好文

▽FW
柴崎晃誠
ドウグラス
佐藤寿人

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