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Jリーグ 4年前

サンフレッチェ広島、歴代ガッカリ外国籍選手5人。Jリーグに適応しきれなかった4大陸の勇士たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

輝く場のなかった点取り屋

Sanfrecce_2018
2018年J1第18節:浦和レッズ戦の先発メンバー

ベサルト・ベリーシャ(元コソボ代表/元アルバニア代表)

生年月日:1985年7月29日(当時32歳)
在籍期間:2018年〜2019年
J1通算成績:6試合出場/0得点

 欧州ではなかなか輝けなかったが、オーストラリアでは眠っていた才能が開花してAリーグで2度の得点王に輝き、ブリスベン・ロアーとメルボルン・ビクトリーで通算3度のリーグ優勝を経験していた。Aリーグでは歴代最高の外国籍選手ともいわれるほどに評価されていた、生粋のストライカーだった。

 しかし、2018年6月に加入したサンフレッチェでは出番に恵まれず、リーグ戦6試合のみの出場で無得点。2年目の2019シーズンは公式戦のピッチに一度も立たないまま、同年8月にクラブとの契約解除が発表された。

 基本的にはペナルティエリアの中でのみ力を発揮するタイプで、抜け目ない動き出しや優れたシュート技術が武器だった。しかし、サンフレッチェでは適正ポジションがなかなか見つからず、コンディションも整っていなかったようだ。

 サンフレッチェ退団後は永住権を取得したオーストラリアに戻り、Aリーグに新設されたウェスタン・ユナイテッドFCに加入。今季のリーグ戦19試合で14得点を記録しており、衰えない得点力で再び評価を高めている。

●2018年J1第18節:浦和レッズ戦の先発メンバー

▽GK
林卓人

▽DF
和田拓也
水本裕貴
千葉和彦
佐々木翔

▽MF
柴崎晃誠
稲垣祥
青山敏弘
柏好文

▽FW
ティーラシン・デーンダー
パトリック

※ベリーシャは68分からティーラシンに代わって途中出場しJリーグデビュー

【了】

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