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Jリーグ 4年前

J1、ポジション別ベストプレーヤー5選(GK編)。大分旋風立役者の守護神に韓国の名手たちも【編集部フォーカス】

2019シーズンのJ1リーグが横浜F・マリノスの優勝で幕を閉じた。最後の最後まで激闘が繰り広げられた今季だが、1年通してハイパフォーマンスを披露した選手は誰なのだろうか。今回、フットボールチャンネル編集部では、2019シーズンJ1リーグのポジション別ベストプレーヤーを5人紹介。一体どの選手が名を連ねたのか。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表デビューを果たした若き守護神

大迫敬介
サンフレッチェ広島の大迫敬介【写真:Getty Images】

大迫敬介(おおさこ・けいすけ/サンフレッチェ広島)
生年月日:1999年7月28日(20歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場/24失点

 来年開催される東京五輪で活躍が期待される若手GK。思い切りのよい飛び出しを武器に持つ選手であり、セービングやハイボールの処理、足元の技術なども安定している。昨季は公式戦出場がなかった大迫敬介であるが、今季はリーグ戦で29試合に出場。クリーンシート12回は明治安田生命J1リーグ全体で4番目に良い数字となっており、セーブ数も59回を記録している。サンフレッチェ広島の6位に大きく貢献したと言えるだろう。

 その活躍が認められ、今年6月に開催されたコパ・アメリカ2019に挑む日本代表メンバーに初招集。グループリーグ初戦のチリ代表戦ではデビューも果たしている。そして先日まで行われていたEAFF E-1サッカー選手権・韓国大会にも日本代表として出場するなど、今年は飛躍の年となった。広島ではもちろんのこと、世代別代表、そしてA代表での今後の更なる活躍に期待したい。

【次ページ】大分を象徴するGK

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