日韓W杯

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ベルギー戦の先発メンバー

監督:フィリップ・トルシエ
戦績:ベスト16

背番号3:松田直樹(横浜F・マリノス)
生年月日:1977年3月14日(25歳)
個人成績:4試合出場/0得点0アシスト

 世代別の日本代表でプレーしてきた松田直樹は、1995年に横浜マリノス(現F・マリノス)に加入した。1年目から33試合に出場すると、翌年には飛び級でアトランタ五輪に出場。ブラジル戦の勝利に貢献し、「マイアミの奇跡」を経験した。

 シドニー五輪予選では控えに回ることが多く、フィリップ・トルシエ監督と衝突して代表から外された。その後は復帰して五輪のメンバーには選ばれたものの、出場したのは米国代表との準々決勝の1試合のみだった。しかし、2000年2月にデビューしたA代表ではフラット3の右センターバックに定着。自国開催となった日韓ワールドカップのメンバーにも順当に選ばれた。

 初戦のベルギー戦は2-1で迎えた71分、キャプテンマークを巻く森岡隆三が負傷交代するアクシデントがあり、日本代表は直後に同点に追いつかれてしまう。それでもその後は無失点で乗り切り、ワールドカップ初の勝ち点を掴んだ。

 続くロシア戦は稲本潤一のゴールを守り切り、初のクリーンシートを記録した。グループステージ突破を懸けて戦ったチュニジア戦は2-0で勝利。トルコとのラウンド16で日本代表は敗れたが、松田直樹は4試合すべてにフル出場し、日本代表初の決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

 マリノスではチームキャプテンを務めた03年からJリーグ連覇を達成した。しかし、ジーコとは折り合いが悪く、日本代表から遠ざかった。マリノスでは16年間で385試合に出場。12シーズン背負った背番号3は松田のトレードマークとなり、ミスターマリノスと呼ばれてサポーターから絶大な人気を誇った。

 11年にはJFLに所属する松本山雅に移籍。ここでも背番号3をつけてプレーしたが、8月2日の練習中に倒れ、急性心筋梗塞のため、2日後に息を引き取っている。34歳という若さだった。

●ベルギー戦の先発メンバー

▽GK
楢崎正剛

▽DF
松田直樹
森岡隆三
中田浩二

▽MF
市川大祐
稲本潤一
戸田和幸
小野伸二
中田英寿

▽FW
鈴木隆行
柳沢敦

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