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世界最高のベテランは誰だ! 35歳以上サッカー選手能力値ランキング11位~15位。今なおワールドクラスのドリブラーとは(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:今なお世界屈指のドリブラー

フランク・リベリー
フランク・リベリーの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:フランク・リベリー(元フランス代表/フィオレンティーナ)
生年月日:1983年4月7日(37歳)
市場価格:320万ユーロ(約3.8億円)
今季リーグ戦成績:12試合出場/2得点2アシスト


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 言わずと知れた元フランス代表アタッカー。実に12年間を過ごしたバイエルン・ミュンヘンでは数え切れないほどのタイトルを手にしているなど、レジェンド級の輝きを放ってきた存在だ。そんな同選手は、バイエルン時代の盟友でもあるルカ・トーニの勧誘もあり、今季よりフィオレンティーナに移籍。9月にはセリエAの月間MVPにも選出されるなど、新天地でもその研ぎ澄まされた才能を余すことなく発揮している。

 そんなフランク・リベリー最大の武器と言えば、やはり「ドリブル」だろう。アジリティを兼ね備えているため、カットインの鋭さは抜群で、細かいタッチを繰り返して狭いスペースにも果敢に侵入していくことができる。先日行われたラツィオ戦ではダブルタッチを駆使して3人を置き去りにするなど、37歳となった現在でも突破力は錆びつかず。このあたりは当然のことながら高評価となった。

 また、リベリーは周りを活かす、周りから活かされる術を熟知している選手でもある。ゴールに直結するようなクロスやキーパスを幾度となく送り込むことができ、オフ・ザ・ボールの動きも巧みで、味方の「パス」を効果的に引き出しもする。独力での突破だけではない、非常に器用な存在である。さらに、シュートセンスも抜群。狭いコースを射抜くその技術力は、世界でもトップレベルにあると言えるだろう。

 ただ、怪我の多さはマイナスポイントで、肉体面における不安は否めない。さらに、リベリーは「空中戦」でも数値が低下。足元の技術に関しては確かなものがあるが、今回は13位でのフィニッシュとなった。

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