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川崎フロンターレ止まらず!2位セレッソ大阪との直接対決も制して8連勝

text by 編集部

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セレッソ大阪対川崎フロンターレ

【セレッソ大阪 1-3 川崎フロンターレ J1第20節】

 明治安田生命J1リーグ第20節のセレッソ大阪対川崎フロンターレ戦が3日に行われ、アウェイの川崎Fが3-1で勝利を収めた。

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 川崎Fは一旦止まった連勝を再び伸ばし続け、7連勝で首位を快走。それを追う2位のC大阪は2連敗を前節の白星で止め、両チームの勝ち点差は11ポイントという状況で直接対決を迎えた。

 序盤はまず川崎Fが積極的に仕掛け、家長昭博のシュートやジェジエウのヘディング弾などでGKキム・ジンヒョンに好セーブを強いる。C大阪も15分、坂元達裕からのクロスにブルーノ・メンデスが頭で合わせたが惜しくも弾き出された。

 緊張感ある攻防の末、前半37分に先手を取ることに成功したのは川崎F。CKから一旦弾き返されたボールを再び右サイドに展開し、脇坂泰斗がクロスを入れると、クリアを試みた瀬古歩夢の足に当たったボールがゴールに突き刺さりオウンゴールとなった。

 1点ビハインドを背負って後半を迎えたC大阪だが、果敢に反撃を繰り出していく。53分には奥埜博亮が良い形でエリア内に侵入し倒されるもPKは無し。続いて片山瑛一が左から中央に持ち込んで放ったシュートもわずかに左へ外れる。

 そして62分には攻勢が実を結ぶ。右サイドの低い位置から松田陸が入れた浮き球のアーリークロスに中央で奥埜が合わせ、やや距離のある位置から叩きつけるヘディングをゴール左隅へ送り込んだ。

 上位争いらしい好勝負となったが、川崎Fは選手交代で再び攻撃の脅威を増していく。83分には大島僚太のCKからボールを受けた旗手怜央がエリア手前からシュートを放ち、GKに止められたところをレアンドロ・ダミアンが押し込んで勝ち越し。3人とも交代で投入された選手であり、L・ダミアンに至っては投入後のファーストタッチでのゴールだった。

 さらにそのわずか1分後、エリア内での細かい繋ぎから山根視来がボールを受けて右サイドを強引に突破。中央へ折り返したボールを、またも交代出場の三笘薫が受け、狭いエリアから落ち着いて追加点を蹴り込んだ。

 2位との上位対決も見事に制した川崎Fはこれで8連勝。勝ち点差は14ポイントにまで広げ、2年ぶりのJ1制覇に向けてさらに前進を遂げている。

【得点者】
37分 0-1 オウンゴール(川崎F)
62分 1-1 奥埜博亮(C大阪)
83分 1-2 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
84分 1-3 三笘薫(川崎F)

【了】

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