スタッフもサポーターも…。畠中槙之輔、全員の思いを背負ってACL制覇へ「心はみんなつながっている」

2020年11月24日(Tue)22時33分配信

photo Yokohama F.Marinos
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畠中槙之輔
【写真提供:横浜F・マリノス】

 横浜F・マリノスは25日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の再開初戦で中国の上海上港と対戦する。

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 試合前日の24日にはDF畠中槙之輔がオンラインでの取材に応じ、「マリノスのサッカーをしてタイトルを獲りたいとすごく思います」と力強く意気込みを語った。

 互いに2連勝で迎えるグループステージの3戦目。上海上港は開催地のカタール入りしてからすでに2試合をこなしているが、マリノスにとっては初めての試合になる。畠中は「短期決戦で戦っていくうえでは最初の入りがすごく大事だと思う」と初戦の重要性を強調する。

 そして「Jリーグでは苦しんだんですけど、今回は心機一転ということで、最初からしっかり自分たちのサッカーをして勢いに乗れたら」と、これまで積み上げてきた攻撃的なスタイルを貫いてアジア屈指の強豪クラブに挑む考えを示した。

「できるなら自分たちがしっかりボールを保持して、自分たちのペースで回していければ、相手のペースに巻き込まれることも少ないと思います。もし相手にボールを持たれる時間が少し長くなってきたりしても、自分たちはハイプレスからのショートカウンターはすごく得意なので、そこはそんなに今は意識していないですね。自分たちのやることをやるだけだと思っています」

 上海上港は2試合連続でボール支配率50%未満だったが、シドニーFCにも全北現代FCにも勝利した。中国超級リーグは非常にゆったりとしたテンポで、今大会も相手を十分に引き込んでのカウンターなどを得意とするが、マリノスは相手のリズムに惑わされることなく超ハイスピードのポゼッションスタイルで押し切るつもりだ。

 チームとしての自信とともに、畠中自身にもチームリーダーの1人としての自覚が芽生えてきている。今季はキャプテンマークを巻いて試合に出ることも。「そういった中で責任感だったり、ディフェンスラインも含めてチームをまとめていかないといけない自覚はすごく湧いてきました」と背番号44の日本代表DFは語る。

 ACLに臨むにあたっては、自分のプレーに責任を持つだけでなく、チームとしての責任もある。さらには残念ながら日本に残らなければなら選手たちや、ACLへの出場資格がなく、プレー時間を確保するためシーズン中に移籍を選んだ選手たちもいる。

 畠中はそういったマリノスに関わる全ての人たちの思いを背負って、アジアチャンピオンを目指すつもりだ。

「やっぱり試合に関わる人数も決まっていますし、選ばれた選手が試合に出られない選手の気持ちを背負って戦うのは当たり前だと思っています。その選手だけじゃなくて、クラブに関わる方々だったり、サポーターだったりへの責任もしっかり背負って戦いたいなとすごく思っていますね」

 畠中と仲の良かった先輩、GKパク・イルギュも外国籍選手枠の関係でACLに登録することができない見込みとなって、サガン鳥栖への期限付き移籍を決断した。同様にブラジル人FWエジガル・ジュニオもV・ファーレン長崎へ出番を求めて移籍していった。

「パギくん(パク・イルギュの愛称)から、移籍する際には『しっかりACLで頑張って、獲ってこいよ』という一言をもらいました。今は違うチームになっていますけど、心はみんなつながっているので、しっかり彼らの分も戦いたいと思っています」

 自分自身、チームメイト、スタッフ、ファン・サポーター……さまざまな人の思いを力に変えて、畠中は仲間たちとともにアジアの頂点を目指す。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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