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Jリーグ 3年前

2020年Jリーグ引退選手5人(2)。初優勝へと導いた川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の象徴

明治安田生命Jリーグは2020年の全日程を終えた。未曽有のシーズンとなった今季も、長年に渡って活躍した選手が現役引退を決めている。フットボールチャンネル編集部では、今季限りで現役を引退した選手を5人ずつ紹介する。(クラブは2020年の最終所属)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フロンターレのバンディエラ

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【写真:Getty Images】

MF:中村憲剛(川崎フロンターレ)
生年月日:1980年10月31日(40歳)
J1通算成績:471試合/74得点
J2通算成績:75試合/9得点


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 都立久留米(現東久留米総合)高校から中央大学を経て2003年に川崎フロンターレ入り。関塚隆監督が就任した翌年はボランチにコンバートされ、J2優勝の原動力となった。06年にはイビチャ・オシム監督により日本代表に初選出。Jリーグではこの年から5年連続でベストイレブンに選出されるなど、Jリーグを代表する選手として活躍する。

 36歳だった16年には史上最年長でJリーグMVPに選出される。川崎Fはシルバーコレクターと呼ばれてきたが、鬼木達監督の下で17年にJ1初優勝、翌年は連覇を達成し、中村自身も38歳となる18年まで3年連続でベストイレブンを受賞している。

 19年11月には左膝の前十字靭帯を損傷したが、翌年8月には自身のゴールで復帰戦に花を添えた。40歳の誕生日を迎えた翌日に今シーズン限りでの現役引退を発表。J1史上11位となる通算471試合出場という数字を残した。

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