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Jリーグ 3年前

2020年Jリーグ引退選手5人(2)。初優勝へと導いた川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の象徴

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

古巣札幌で引退

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【写真:Getty Images】

DF:石川直樹(北海道コンサドーレ札幌)
生年月日:1985年9月13日(35歳)
J1通算成績:264試合/11得点
J2通算成績:66試合/3得点(J2)

 千葉県出身の石川直樹は、ジュニアユースからプレーする柏レイソルでプロキャリアをスタートさせる。守備的なポジションをマルチにこなすバイプレーヤーとして4クラブでプレーし、17年間でJリーグ通算330試合に出場した。

 柏で約3年間師事した石崎信弘監督に請われる形で、09年途中にコンサドーレ札幌に移籍する。J2で戦うチームで主力としてプレーすると、11年にアルビレックス新潟に移籍。13年から4年半はベガルタ仙台でプレーし、17年7月に札幌へ8年ぶりとなる復帰を果たした。

 18年から指揮を執るミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下では途中出場が多かったが、昨季はYBCルヴァンカップ6試合に出場して札幌の決勝進出に貢献。PK戦にもつれ込んだ川崎フロンターレとの決勝では、延長後半からピッチに立った。5人目のキッカーを任されたが、キックは相手GKセーブされ、チームは初タイトルを逃している。今季はリーグ戦3試合の出場に終わり、12月1日に現役引退が発表された。

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