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Jリーグ 3年前

2020年Jリーグ引退選手5人(2)。初優勝へと導いた川崎フロンターレとサンフレッチェ広島の象徴

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツでも活躍したMF

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【写真:Getty Images】

MF:田坂祐介(ジェフ千葉)
生年月日:1985年7月8日(35歳)
J1通算成績:156試合/15得点
J2通算成績:18試合/0得点

 中高の6年間をサンフレッチェ広島の育成組織で過ごした田坂祐介は、青山学院大学を経て川崎フロンターレに加入した。07年に特別指定選手としてデビューすると、10年にレギュラー定着して27試合に出場している。

 12年7月にドイツのボーフムへ移籍する。冬には右膝を負傷したが、2度の監督交代に見舞われて低迷したチームで1年目から主力として活躍。ブンデスリーガ2部で3シーズンを過ごし、81試合で9得点という成績を残している。

 15年夏に復帰した川崎Fでは、怪我の影響もあり出場時間は限られた。それでも、サイドバック起用にも適応する献身性でチームに貢献し、17年からの川崎Fのリーグ連覇を支えた。18年からはジェフ千葉でプレーしたが、2シーズンで18試合の出場に終わり、リーグ最終節の3日前、12月17日に今シーズン限りでの現役引退を発表した。

【次ページ】古巣札幌で引退

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