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Jリーグ 3年前

2020年Jリーグ引退選手5人(3)。クラブの象徴として愛されたDF、ブラジル人レジェンドたちも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

多彩な趣味を持つ歴戦のSB

小林祐三
【写真:Getty Images】

DF:小林祐三(サガン鳥栖)
生年月日:1985年11月15日(35歳)
J1通算成績:365試合出場/5得点
J2通算成績:70試合出場/1得点

 静岡学園高校時代から世代別代表の常連となり、2004年に柏レイソルでJリーグデビュー。その後は17年にわたってJ1とJ2合わせて400試合以上に出場してきた。2011年からは横浜F・マリノスへ移籍し、すぐに右サイドバックのレギュラーとなって2013年の天皇杯制覇にも大きく貢献。2017年からサガン鳥栖に在籍していた。

 A代表歴こそないものの、2005年にはU-20日本代表の一員としてワールドユース(現U-20ワールドカップ)の舞台にも立った。染髪禁止の鳥栖へ移籍するまでは金髪がトレードマークで、サッカー以外にも音楽やファッションなど多岐にわたる趣味を持つ。

 マリノス時代には音楽好きが高じて、Jクラブとしては異例のDJイベント「マリノスナイト」の創設にも大きく関わった。最近ではサッカー界から多彩なゲストを招いてトークを展開する「TT LOUNGE FM」というラジオ番組的ポッドキャストも主宰している。2021年からは「プロサッカー選手引退」を表明しているが、現役選手としてはプレーを続ける予定で、関東サッカーリーグ1部のCriacao Shinjukuにて活動していくことが決まっている。

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