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Jリーグ 3年前

J2移籍まとめ(3)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

水戸で覚醒した快足アタッカー

山口一真
【写真:Getty Images】

FW:山口一真(やまぐち・かずま)
生年月日:1996年1月17日(25歳)
2020リーグ戦成績:35試合出場/15得点8アシスト
所属クラブ:水戸ホーリーホック(※期限付き移籍期間満了)→鹿島アントラーズ→松本山雅FC

 昨季は鹿島アントラーズからのレンタル移籍で水戸ホーリーホックに所属し、キャリア最高の1年を過ごした。J2リーグ戦で35試合に出場し15得点を挙げ、アシストも8つ記録。背番号10の責任をきっちりと果たした。

 しかし、シーズン終盤に左ひざの前十字じん帯損傷および左ひざの外側側副じん帯損傷という大怪我を負ってしまっていた。それでも今季は鹿島から松本山雅FCに完全移籍。加入時には「左ひざの大怪我をしている自分に声を掛けてくれた松本山雅に心から感謝しています」とコメントした。

 新天地デビューはしばらくお預けだが、持ち味のスピードと決定力は松本の大きな武器となるに違いない。自身は長野県佐久市出身で、両親や親戚も皆長野県出身という縁もあり「松本山雅という多くのサポーターが応援してくださるクラブで、たくさんのゴールを決め、皆さんに喜びを与えられるような選手になることが目標」と語る。「自信をなくしていた」にもかかわらず信頼しチャンスを与えてくれた水戸への感謝も忘れない。

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