20/21シーズンのイタリア・セリエAは全日程を終了した。

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　今季の王者に輝いたのはアントニオ・コンテ監督率いるインテル。38試合で28勝7分3敗という成績を残し、勝ち点を「91」にまで積み上げるなど圧倒的な強さを誇った。また、アタランタは1試合を残した時点でトップ4入りが確定。来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権を一足先に手に入れていた。

　残り2枠となったCL出場権争いは最後までもつれたが、最終節でアタランタを下したミランが2位に浮上。そしてボローニャを下したユベントスがギリギリでトップ4入りを果たすことになった。

　最終節で引き分けに終わったナポリは5位に転落し、来季はヨーロッパリーグ（EL）へ。6位ラツィオも同様にELに回る。7位ローマは来季から新設されるヨーロッパ・カンファレンスリーグ（ECL）に参加することになる。なお、降格する3チームはベネベント、クロトーネ、パルマとなった。

　今季セリエAの最終順位は以下の通り。

1位：インテル（CL出場権獲得）
2位：ミラン（CL出場権獲得）
3位：アタランタ（CL出場権獲得）
4位：ユベントス（CL出場権獲得）
5位：ナポリ（EL出場権獲得）
6位：ラツィオ（EL出場権獲得）
7位：ローマ（ECL出場権獲得）
8位：サッスオーロ
9位：サンプドリア
10位：エラス・ヴェローナ
11位：ジェノア
12位：ボローニャ
13位：フィオレンティーナ
14位：ウディネーゼ
15位：スペツィア
16位：カリアリ
17位：トリノ
18位：ベネベント（セリエB降格）
19位：クロトーネ（セリエB降格）
20位：パルマ（セリエB降格）

【了】