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大迫勇也、5得点で日本代表エースの貫禄!チームメイトに「感謝」。クラブで調子落とすも「代表は全く別物」

text by 編集部

大迫勇也_getty
【写真:Getty Images】



【日本 10-0 ミャンマー カタールワールドカップ・アジア2次予選】

 カタールワールドカップ・アジア2次予選、日本代表対ミャンマー代表が28日に行われた。試合は10-0で日本が勝利を収めた。この試合に先発した大迫勇也が5得点を決め、エースの貫禄を見せた。

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 大迫は22分、長友佑都からのクロスにヘディングで合わせゴールネットを揺らし1ゴール目。さらに酒井宏樹が奪ったPKを大迫が決める。36分には長友の折り返しを大迫が触りボールはゴールに吸い込まれた。大迫は前半だけで3ゴール。さらに前回のモンゴル戦でも3ゴールを奪っており、2試合連続のハットトリックとなった。

 続く後半開始直後の49分にもゴールを奪った大迫は、試合終了間際の89分に追加点。大迫はこの日5ゴールを決め、日本の勝利に大きく貢献した。2試合連続のハットトリック、5得点を奪うという日本のエースとしての貫禄を見せた。

 試合後のインタビューに答えた大迫は5ゴールという最高の結果について「チームメイトから良いボールが来たので、本当にゴール前で勝負できましたし感謝したいなと思います」とコメント。チームメイトからのお膳立てに感謝の気持ちを示した。

 所属するドイツのブレーメンでは今季リーグ戦24試合0得点1アシスト、チームは41年ぶりのドイツ2部降格となった。大迫は今季ノーゴール、先発はわずか7試合と非常に歯痒いシーズンを過ごした。苦しいシーズンが終わった後の代表戦となったが、大迫は「代表は全く別物なので、そこは切り替えて練習からできてるので、これを続けていきたいなと思います」と静かに語った。

 吉田麻也が交代した後、大迫はキャプテンマークをつけた。吉田、遠藤航、酒井がU-24日本代表の活動に参加するため、大迫にはこの後の試合でリーダーとしての役割が求められる。今後の試合については「常にベストメンバーで戦えるわけではないので、しっかりと出た選手が責任を持ってプレーすべきですし、色んな選手にチャンスがあると思うので、底上げができると思います」とコメントした。

「代表は別物」と言っていたが、来季の去就のためにも調子を上げていきたいところ。一人で5得点を奪った大迫にさらなる期待が高まる。

【了】

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