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日本代表 3年前

U-24日本代表、U-24ガーナ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。久保建英や冨安健洋の起用はあるか。異例の過密日程…スタメンに名を連ねるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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酒井宏樹
【写真:Getty Images】


酒井宏樹(マルセイユ / フランス)
生年月日:1990年4月12日(31歳)
20/21リーグ戦成績:29試合1アシスト

 酒井宏樹はオーバーエイジ(OA:25歳以上)枠でU-24日本代表選出となった。ミャンマー戦は、吉田麻也と同様に前半のみの出場。チームは10-0の大勝を収め、良い状態で東京五輪世代に合流となった。日本代表との試合は吉田麻也と同様にベンチから見守った。試合に向けてのコンディションは問題ないだろう。

 今季はマルセイユで公式戦38試合に出場。リーグ戦ではパリ・サンジェルマン(PSG)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティと対戦するなど、酒井にとって非常にプラスとなったシーズンだったはずだ。東京五輪で金メダルを獲得するためには、酒井の力は必要になってくるだろう。

吉田麻也
【写真:Getty Images】

吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
生年月日:1988年8月24日(32歳)
20/21リーグ戦成績:32試合1得点2アシスト

 A代表としてミャンマー戦を戦った後、吉田麻也はU-24日本代表に合流した。ミャンマー戦では前半のみの出場だったが、無失点と二桁得点での勝利に貢献。3日に行われた日本代表との一戦は出番なしだった。

 吉田は東京五輪にオーバーエイジ(OA:25歳以上)枠で出場することになれば、3大会目の出場となる。東京五輪に出場することになれば、確実に若い選手たちにとってもプラスになるはず。A代表で主将を担うディフェンスの要は、東京五輪世代の若武者たちのお手本としてピッチ内外で貢献してほしい。

冨安健洋
【写真:Getty Images】

冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
生年月日:1998年11月5日(22歳)
20/21リーグ戦成績:31試合2得点0アシスト

 A代表常連組の冨安健洋は今回、U-24日本代表の活動に参加することになった。東京五輪で金メダル獲得を目指す同代表にこの男の活躍は必要だ。シント=トロイデンVVからイタリアのボローニャに移り、イタリアでさらに守備力に磨きをかけてきた。あのユベントスやACミラン、さらにはアタランタも注目していると言われている。イタリアが認めた日本の宝だ。

 5月のミャンマー戦は膝に違和感があり大事を取って回避。続く3日の日本代表との兄弟対決も出番なし。今季の冨安はリーグ戦2得点を記録し、セットプレーでも脅威となれることを証明した。U-24日本代表の勝利に貢献することができるだろうか。

古賀太陽
【写真:Getty Images】

古賀太陽(柏レイソル)
生年月日:1998年10月28日(22歳)
20リーグ戦成績:33試合0得点2アシスト
21リーグ戦成績:16試合0得点0アシスト

 3日に行われた日本代表戦でもピッチに立ったが、33分からの出場だった。そのため、このU-24ガーナ代表戦では左サイドバックとして先発することが予想される。運動量が豊富で、右利きの左SBだが左足の技術も高く、ビルドアップへの参加を苦にしていない点が魅力。頼もしさも年々増している。

 東京五輪へのサバイバルは最終章に突入しているが、左SBのレギュラーは未だ定まっていない。日本代表戦で先発した旗手怜央も、アピールに成功したとは言い難かった。そのため、柏レイソル所属のDFからすると、今回の試合は定位置争いを一歩リードための絶好の機会に。存在感を示せるか。

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