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日本代表 3年前

U-24日本代表、U-24ガーナ代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。久保建英や冨安健洋の起用はあるか。異例の過密日程…スタメンに名を連ねるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

遠藤航
【写真:Getty Images】


遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
生年月日:1993年2月9日(28歳)
2020/21リーグ戦成績:33試合3得点4アシスト

 遠藤航も吉田麻也、酒井宏樹とともにA代表のミャンマー戦後にU-24日本代表の活動に参加となった。東京五輪で金メダルを獲得するためにもドイツで活躍する日本の”デュエル王”の力が絶対に必要になってくるはずだ。ミャンマー戦に続き、3日の日本代表戦にも出場。コンディションが気になるが、欧州でやっている遠藤にとっては問題ないのかもしれない。

 遠藤の特徴は何と言っても対人の強さだ。所属するシュトゥットガルトで主力に定着し、今季は累積警告で出場停止となった最終節を除く33試合に先発出場。自身初のブンデスリーガ1部の舞台でも、その実力を遺憾なく発揮し、ブンデスリーガ1位の成績となるデュエル勝利数「476」を記録。A代表でも活躍する”デュエル王”はU-24日本代表の中盤を牽引する。

田中碧
【写真:Getty Images】

田中碧(川崎フロンターレ)
生年月日:1998年9月10日(22歳)
20/21リーグ戦成績:20試合1得点4アシスト

 川崎フロンターレの中盤の要である田中碧は、U-24日本代表でも抜群の安定感を誇る。今季はベガルタ仙台戦でキャプテンマークを巻き貴重な経験もした。鬼木達監督からの信頼も厚い。3月に行われたU-24アルゼンチン代表戦はフル出場を果たし、日本代表の勝利に貢献。抜群の安定感で中盤を支配していた。

 3日に行われたA代表との一戦は、後半頭から途中出場。良いプレーを見せていたが、兄貴分に敗戦を喫した。だが、ガーナ戦では自らの価値を証明するに違いない。川崎Fではセントラルミッドフィルダーで起用されることが多いが、代表ではボランチとしての役割が求められる。持ち前のパスセンスで日本のチャンスを演出することができるだろうか。U-24ガーナ代表戦のパフォーマンスに注目だ。

久保建英
【写真:Getty Images】

久保建英(ヘタフェ/スペイン)
生年月日:2001年6月4日(20歳)

2020/21リーグ戦成績:31試合出場/1得点1アシスト

 久保建英にとってラ・リーガ2年目は不本意なシーズンとなっただろう。ビジャレアルでは中々出場機会に恵まれず、シーズン途中にレンタル契約を解除し、後半戦はヘタフェへレンタルとなった。だが中々結果を出せず、苦しむことに。それでもチームを残留に導くゴールを決めるなど、徐々に調子を取り戻してきた。

 A代表に合流していた久保だったが、先月のミャンマー戦は出番なし。10代最後の試合となった3日の日本代表戦は前半のみの出場。4日に20歳の誕生日を迎えた日本の至宝が、ガーナ相手にどんなプレーを見せてくれるか注目だ。

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