フットボールチャンネル

Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(1)。夏に新天地を求めた選手を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6年ぶりに帰ってきた元日本代表FW

20210819.武藤嘉紀Getty
【写真:Getty Images】


FW:武藤嘉紀(むとう・よしのり/背番号11)
生年月日:1992年7月15日(29歳)
20/21リーグ戦成績:26試合1得点2アシスト
所属クラブ:エイバル→ヴィッセル神戸

 ヴィッセル神戸はこの夏に大型補強を敢行し、武藤嘉紀、大迫勇也、ボージャン・クルキッチの獲得を3日連続で発表している。武藤がFC東京から海外に挑戦したのは2015年7月で、6年ぶりのJリーグ復帰となった。

 FC東京の育成組織出身で、慶応大学在学中に特別指定選手としてデビューした。14年は13得点、翌年は17試合の出場で10得点をマークし、夏にドイツのマインツに移籍。3シーズンでブンデスリーガ20ゴールを記録して、プレミアリーグのニューカッスルへとステップアップした。

 しかし、プレミアリーグでは出場機会に恵まれず。2シーズンで出場したのはわずか25試合で、1ゴールに留まった。20/21シーズンは乾貴士の所属するエイバルに期限付き移籍したが、ラ・リーガでも1得点という結果に終わった。

 29歳になった武藤はJリーグで新たなスタートを切ることになる。日本人離れしたスピードとフィジカルを持つ武藤は、過去に日本代表として29試合に出場した経験を持つ。大迫、ボージャンとともに激しいポジション争いを繰り広げることになるが、果たしてどのような結果を残すのだろうか。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top