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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(1)。夏に新天地を求めた選手を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島を離れた技巧派MF

20210819.白崎凌兵Getty
【写真:Getty Images】


MF:白崎凌兵(しらさき・りょうへい/背番号13)
生年月日:1993年5月18日(28歳)
2021リーグ戦成績:17試合2得点1アシスト
所属クラブ:鹿島アントラーズ→サガン鳥栖(期限付き移籍)

 シーズン中の移籍は、出場機会を求めて決断するケースが多いだけに、白崎凌兵の移籍は意外だという声も少なくない。今季の鹿島アントラーズでリーグ戦17試合に出場し、先発出場は11試合を数えていた。しかし、「自分の力をピッチで示すため、環境を変えることでプロサッカー選手としてもっと成長したいという思いから、移籍を決めました」と鹿島のホームページ内で移籍の理由をつづっている。

 FC東京U-15むさしから山梨学院大付属高校に進み、清水エスパルスに加わった。カターレ富山への2年間の期限付き移籍を経て清水に復帰すると、清水の中心選手へと成長した。しかし、19年に移籍した鹿島では負傷に悩まされた時期も長く、昨季はリーグ戦9試合の出場に留まっていた。

 鹿島では2列目の左サイドを主戦場とし、味方との連係からチャンスを生み出した。ハードワークを厭わず、FWの良さを引き出すことのできる器用さが特徴だ。鳥栖では移籍発表から3日後の浦和レッズ戦で移籍後初先発。組織的なサッカーを見せる鳥栖で、インテリジェンスなプレーが持ち味の白崎はどのようなプレーを見せるのだろうか。

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