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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(1)。夏に新天地を求めた選手を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

サガン鳥栖の象徴が電撃移籍

20210819.松岡大起Getty
【写真:Getty Images】


MF:松岡大起(まつおか・だいき/背番号33)
生年月日:2001年6月1日(20歳)
2021リーグ戦成績:21試合0得点2アシスト
所属クラブ:サガン鳥栖→清水エスパルス

 育成年代から次々と選手が輩出されるサガン鳥栖の中で、松岡大起は象徴的な存在だった。サガン鳥栖U-18に所属していた2019年3月にJ1デビューを果たし、18歳の誕生日を迎えた直後にプロ契約を結んでいる。2年半でJ1リーグ76試合に出場し、既にチームの顔と言える存在だった。今季も21試合に先発していただけに、今月2日に発表された清水エスパルスへの移籍は大きな話題となった。

 卓越したボール奪取能力を発揮し、豊富な運動量でピッチの至るところに顔を出す。足下の技術にも長けており、デビュー当初から物おじしないプレーを見せていた。昨季はチーム事情からセンターバックやサイドバックをこなすなど、器用さも持ち合わせており、チームの戦い方に合わせられる柔軟性のある選手と言えるだろう。

 新天地では東京五輪の中断明けから2試合連続でフル出場している。ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の下で後半の巻き返しを狙う清水にとって、20歳のボランチの加入は心強いはずだ。

【了】

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