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Jリーグ 3年前

Jリーグ移籍まとめ(1)。夏に新天地を求めた選手を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

古巣でリスタートを切る東京五輪世代DF

20210819.杉岡大暉Getty
【写真:Getty Images】


DF:杉岡大暉(すぎおか・だいき)
生年月日:1998年9月8日(22歳)
2021リーグ戦成績:7試合1得点0アシスト
所属クラブ:鹿島アントラーズ→湘南ベルマーレ(期限付き移籍)

 東京五輪の本大会メンバーから外れた杉岡大暉は、古巣で再スタートを切ることを決めた。1年半プレーした鹿島アントラーズから期限付き移籍する形で、高校卒業から3年間プレーした湘南ベルマーレに復帰している。

 FC東京U-15深川から市立船橋高校に進み、2年次には全国高校総体(インターハイ)で準優勝、3年次には優勝を経験している。湘南では1年目からリーグ戦37試合に出場し、2年目にはYBCルヴァンカップ決勝で決勝点となるミドルシュートを決めた。2019年にはコパ・アメリカ(南米選手権)のメンバーに選ばれ、日本代表でもデビュー。東京五輪世代でも常連メンバーだった。

 当初東京五輪が開催される予定だった2020年、杉岡は鹿島に完全移籍した。しかし、同時期に入った永戸勝也との競争の中で出場機会を得られず。昨季はリーグ戦7試合、今季も前半戦で7試合の出場に留まった。

 今月10日に移籍が発表されると、15日の名古屋グランパス戦で移籍後初出場を果たしている。90分落ちることのない運動量と、ゴリゴリと運んでいくドリブルは健在。鹿島では思うような活躍ができなかったが、伝統あるクラブでプレーした経験は今後に生かされるはずだ。

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