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リーガ・エスパニョーラ移籍金最高額は誰だ! 21/22夏の移籍金ランキング1位~5位。モドリッチの後継者、レアルに現る?

シリーズ:21/22夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:2度の苦境を味わった男

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【写真:Getty Images】



FW:アルノー・ダンジュマ(オランダ代表)
生年月日:1997年1月31日(24歳)
市場価格:1500万ユーロ(約18億円)
移籍先:ボーンマス→ビジャレアル
移籍金:2350万ユーロ(約28億円)
20/21リーグ戦成績:33試合15得点7アシスト

 昨季、チャンピオンシップ(イングランド2部)で15得点を挙げたアルノー・ダンジュマは、2350万ユーロ(約28億円)とされる移籍金でビジャレアルに移籍している。ビジャレアルの移籍金最高額を更新したダンジュマは、第2節のアトレティコ・マドリード戦に途中出場。相手の隙を突いてミスを誘い、一時は勝ち越しとなるゴールを決めている。

 ナイジェリア生まれのダンジュマは、2度の苦境を経験している。PSVのアカデミーに加入したが、トップチームでチャンスを掴むことはできなかった。19歳のときにNECへ移籍してエールディビジデビューを果たすと、2年後にはベルギーの名門クラブ・ブルージュへ。すると、UEFAチャンピオンズリーグのアトレティコ戦で強烈なミドルシュートを沈め、一躍有名な存在となった。その2週間後にはオランダ代表としても初出場を果たし、3日後のベルギー代表戦でゴールを決めた。

 しかし、代表初ゴールを決めた試合で足首を痛め、長期に渡って離脱することに。シーズン終了後には1646万ユーロ(約20億円)の移籍金でボーンマスに加入したが、1年目はゴールなしに終わった。しかし、チームが2部に降格した昨季は公式戦17得点の活躍で復活をアピール。相手を一瞬で置き去りにできるスプリントと、優れた得点感覚を持つダンジュマは、スペインでどのような活躍を見せるのだろうか。

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