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リーガ・エスパニョーラ移籍金最高額は誰だ! 21/22夏の移籍金ランキング1位~5位。モドリッチの後継者、レアルに現る?

シリーズ:21/22夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:モドリッチの後継者ついに現る?

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【写真:Getty Images】



MF:エドゥアルド・カマヴィンガ(フランス代表)
生年月日:2002年11月10日(18歳)
市場価格:5500万ユーロ(約66億円)
移籍先:レンヌ→レアル・マドリード
移籍金:3100万ユーロ(約37億円)
20/21リーグ戦成績:35試合1得点2アシスト

 レアル・マドリードは今夏、アーリング・ハーランドやキリアン・ムバッペら大物ストライカーの獲得に動いたと報じられたものの、実現には至らず。しかし、登録期限が迫る中で中盤の新たな核となりうる新星を確保した。レアルは18歳のエドゥアルド・カマヴィンガを獲得するために、レンヌに3100万ユーロ(約37億円)を支払っている。

 アンゴラの難民キャンプで生まれたカマヴィンガは、戦火を逃れるために幼少期に家族とともにフランスへ渡った。11歳のときにレンヌの下部組織に加わり、16歳でトップチームデビュー。2年目の19/20シーズンにはレギュラー定着を果たし、昨年9月には18歳にしてフランス代表デビューも飾っている。

 中盤の位置であらゆるタスクをこなすことができるMFだ。ボールタッチは柔らかく、左足のキックでチャンスを演出する。一見すると身体の線は細いように見えるが、鋭いタックルでボールを奪うことを得意としている。レアルは長年レギュラーを務めてきたルカ・モドリッチが36歳、トニ・クロースが31歳、カゼミーロも29歳と高齢化が進んでいる。カルロ・アンチェロッティ監督が就任した今季、カマヴィンガはベテランたちに割って入る活躍を見せることができるだろうか。

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