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リーガ・エスパニョーラ移籍金最高額は誰だ! 21/22夏の移籍金ランキング1位~5位。モドリッチの後継者、レアルに現る?

シリーズ:21/22夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:セリエAが誇る天才パサー

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【写真:Getty Images】



MF:ロドリゴ・デ・パウル(アルゼンチン代表)
生年月日:1994年5月24日(27歳)
市場価格:3800万ユーロ(約46億円)
移籍先:ウディネーゼ→アトレティコ・マドリード
移籍金:3500万ユーロ(約42億円)
20/21リーグ戦成績:36試合9得点10アシスト

 背番号10を背負い、ウディネーゼの核として活躍したロドリゴ・デ・パウルは、5年ぶりにスペインへと活躍の場を移した。セリエA屈指のチャンスメイカーとの呼び声も高かったデ・パウルだが、3500万ユーロ(約42億円)という移籍金はお買い得にも見える。アルゼンチン代表においても欠かせない存在となったデ・パウルは、同胞のディエゴ・シメオネ監督の下でプレーすることを選んだ。

 20歳のときに母国のラシン・クラブからバレンシアへ移籍した。1年半で公式戦44試合に出場したが、先発した試合はわずか。一時的にラシンへ期限付き移籍で戻り、その数か月後にイタリアに渡ると、ウディネーゼでは攻撃の中心に据えられた。

 巧みなボールタッチと精度の高い右足のキックが特長だ。昨季は14位に沈んだウディネーゼでリーグ2位となる10アシストを記録。今夏のコパ・アメリカ(南米選手権)では準々決勝で貴重な先制点を決めると、決勝ではDFラインの裏を取る絶妙なロングフィードでアンヘル・ディ・マリアの決勝ゴールをアシストした。プロキャリアを通じて初のタイトルを手にした男は、昨季のリーガを制したアトレティコでどのような活躍を見せるだろうか。

【了】

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