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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング11~15位。4ヶ月で約3億円上昇! 逞しい成長見せるその人物は…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:日本が生んだ快速マシーン

浅野拓磨
【写真:Getty Images】



FW:浅野拓磨(日本代表/ボーフム)
生年月日:1994年11月10日(26歳)
市場価格:300万ユーロ(約3.6億円)
20/21リーグ戦成績:33試合18得点8アシスト(パルチザン・ベオグラード)

 四日市中央工業高校在学中から注目を浴び、サンフレッチェ広島でも活躍した快速自慢が海外挑戦を決断したのは2016年のこと。移籍先はアーセナルだった。しかし、加入後すぐにシュツットガルトへレンタルし、その後ハノーファーへの期限付き移籍も経験。2019年にはセルビアのパルチザン・ベオグラードへ完全移籍するなど、結果的にイングランドの名門で出番が訪れることはなかった。

 それでも、パルチザンでは目覚ましい活躍を見せた。加入後すぐにレギュラーの座を確保し、2年目となった2020/21シーズンには国内リーグだけで18得点をあげる爆発ぶりを披露している。その活躍もあり、市場価値は一気にキャリア最高となる300万ユーロ(約3.6億円)にまで積み上がった。

 しかし、今年5月、給料未払い等を理由にパルチザンとの契約を解除したと発表。勢いに乗っていただけに、なんとも残念な幕切れとなった。その浅野拓磨は6月、ドイツのボーフムへ新天地を求め、再出発を図ることに。パルチザン時代の勢いは戻ってくるのか。

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