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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング26~30位。8年で20億円以上下落。欧州にその名を轟かせた男は今や…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

29位:頼れる若きキャプテン

1015-三竿
【写真:Getty Images】



MF:三竿健斗(日本/鹿島アントラーズ)
生年月日:1996年4月16日(25歳)
市場価格:160万ユーロ(約1.9億円)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/1得点3アシスト

 幼少期から東京ヴェルディの下部組織に在籍した三竿健斗は、2013年に行われたFIFA U-17ワールドカップに出場。ボランチとセンターバックをこなし、ベスト16進出に貢献すると翌年にトップチームに2種登録され、2015年にプロデビューを果たした。

 1年目からリーグ戦39試合に出場しチームの中核を担った三竿は、2016年に鹿島アントラーズへ移籍。初挑戦のJ1でも1年目からスタメン確保とはいかなかったが、2シーズン目の2017年5月に大岩剛監督が就任するとスタメンに定着している。広い視野を活かした高精度のロングパスを武器に試合をコントロールするこのMFは、2018年に悲願のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。翌年のシーズン後半からは、チームキャプテンを任される存在となった。

 今や鹿島アントラーズで絶対的な存在となった三竿の市場価値は、160万ユーロ(約1.9億円)。日本人選手内で29位となっているが、このMFの活躍はまだまだこれからだ。今後の活躍次第では海外移籍も十分にあり得る。世界に飛び出し、インパクトを残すことができれば、市場価値はさらに上昇していくだろう。

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