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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング26~30位。8年で20億円以上下落。欧州にその名を轟かせた男は今や…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は10月4日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

30位:世界の名将に認められた男

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【写真:Getty Images】

MF:香川真司(元日本代表/ PAOKテッサロニキ )
生年月日:1989年3月17日(32歳)
市場価格:150万ユーロ(約1.8億円)
20/21リーグ戦成績:5試合出場/0得点0アシスト


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 日本代表の元10番、香川真司がドルトムントに移籍したのは2010年のこと。ドイツの名将、ユルゲン・クロップ監督の下で覚醒したこの男は、加入初年度から9季ぶりのリーグ優勝に貢献。2年目には、リーグ戦31試合13得点12アシストの圧倒的な活躍で同クラブを2連覇とDFBポカール(国内カップ)の国内2冠に導いた。

 ドルトムントでの香川の活躍はドイツ国内に止まらず、当時マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めていたサー・アレックス・ファーガソン監督の眼に止まる程だった。そして、2012年に同クラブに移籍。世界的ビッグクラブの一員となった。ファーガソン監督の下、1年目から鮮烈なデビューを飾ったが、翌年に同監督が引退すると出場機会は激減。チームの戦術も変わったことで活躍の場を失ってしまった。

 イングランドでの不遇から再起を果たすため、2014年にドルトムントに復帰するも調子は戻らず。2019年に退団してからは、欧州のクラブを転々とし続けている。2012年には自己最高となる2200万ユーロ(約26億円)にまで上昇した市場価値も、今や150万ユーロ(約1.8億円)まで下落。欧州で一斉を風靡したこの男は、再び輝きを取り戻すことが出来るだろうか。

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