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鹿島の19歳MF荒木遼太郎が27年ぶり2人目の快挙。城彰二氏以来の10代選手二桁得点

text by 編集部 photo by Getty Images

荒木遼太郎
【写真:Getty Images】



 明治安田生命J1リーグ第34節のサンフレッチェ広島対鹿島アントラーズ戦が3日に行われ、アウェイの鹿島が4-1で勝利を収めた。鹿島の19歳MF荒木遼太郎は、この試合でリーグ史上わずか2人目となる快挙を達成している。

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 東福岡高校から鹿島に入団して2年目の荒木は、今季開幕から3試合で4得点を挙げるなど主力として活躍。前節までの時点で33試合中31試合に出場してチーム2位の9得点を挙げていた。

 広島戦では立ち上がりにアルトゥール・カイキの先制点をアシスト。3-1のリードで迎えた71分には和泉竜司の獲得したPKを冷静に成功させ、今季10点目となるゴールを挙げた。

 10代の選手がJ1で二桁得点を記録したのは27年ぶりであり、リーグ史上わずか2人目。1994年にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)の高卒ルーキーだった城彰二氏が12得点を挙げて以来の快挙となった。

 今季の残り4試合で、荒木は城氏の得点数を上回り10代最多記録を更新できるチャンスもある。パリ世代の日本代表候補でもある19歳は、これからさらなる飛躍を遂げていくことが期待される。

【了】

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