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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング26位~30位。日本代表デビューが間近に!Jリーグ史上最高額で海外へと移籍した選手は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

29位: キャリア初のハットトリックが…

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【写真:Getty Images】



FW:武藤嘉紀(元日本代表/ヴィッセル神戸)
生年月日:1992年7月15日(29歳)
クラブ:FC東京→マインツ
移籍日:2015年5月30日(当時22歳)
移籍金:280万ユーロ(約3.4億円)

 武藤嘉紀は慶應義塾大学在学中にユース時代を過ごしたFC東京に特別指定選手として登録され、13年7月にJリーグデビューを飾った。14年からは正式にFC東京の選手となり、1年目は33試合で13ゴール、2年目は17試合で10ゴールと得点を量産した。

 海外への移籍を強く希望していた武藤は、移籍が容認されたFC東京2年目の15年夏にドイツ、ブンデスリーガのマインツへ280万ユーロ(約3.4億円)の移籍金で完全移籍。同年夏にレスターへと移籍した岡崎慎司に代わるエースとしての活躍が期待された。

 ワントップのポジションで起用されると、加入初年度のアウクスブルク戦ではキャリア初のハットトリックを達成。高原直泰以来となるブンデスリーガでハットトリックを達成した選手となった。在籍した3年間はケガの影響でいずれもフル稼働とはいかなかったが、コンスタントに結果を残し、18年夏に加入時の4倍近い1070万ユーロ(12.8億円)の移籍金でニューカッスルへと移籍した。

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