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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング26位~30位。日本代表デビューが間近に!Jリーグ史上最高額で海外へと移籍した選手は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

26位:Jリーグ史上最高額で海外へと移籍した期待のFW

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【写真:Getty Images】


FW:三笘薫(日本代表/ユニオン・サン=ジロワーズ)
生年月日:1997年5月20日(24歳)
クラブ:川崎フロンターレ→ブライトン
移籍日:2021年8月10日(当時24歳)
移籍金:300万ユーロ(約3.6億円)

 筑波大学に在学していた2017年、ジュニアユース時代を過ごした川崎フロンターレに特別指定選手として選手登録され、19年9月のルヴァンカップでデビューを飾った。翌20年より川崎フロンターレに正式に入団し、ルーキーながらJ1で13ゴールを記録。リーグベストイレブンにも選出された。

 21年7月に行われた東京オリンピック終了後に、イングランド、プレミアリーグに所属するブライトンへ300万ユーロ(約3.6億円)の移籍金で完全移籍することが発表された。この金額はJリーグから海外クラブへと移籍した選手では史上最高額である。米メディア『The Athletic』によると、三笘を獲得したブライトンは1年以上、彼のプレーをスカウティングしていたようだ。

 だが、三笘は日本代表歴がないこともあり、労働許可証が発給されないため、現状ではプレミアリーグに選手登録することができない。そのため、現在はオーナーが同じベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへローン移籍して経験を積んでいる。加入当初はベンチスタートとなっていたが、第11節スラン戦で途中出場からハットトリックを達成。レギュラーに定着し、21年11月には日本代表に初選出された。代表デビューが間近に迫っており、今後の活躍にも注目が集まる。

【了】

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