フットボールチャンネル

日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング26位~30位。日本代表デビューが間近に!Jリーグ史上最高額で海外へと移籍した選手は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

27位:スペインでは期待外れに…

20211109_kagawa_getty
【写真:Getty Images】


MF:香川真司(元日本代表/PAOK)
生年月日:1989年3月17日(32歳)
クラブ:ドルトムント→レアル・サラゴサ
移籍日:2019年8月9日(当時30歳)
移籍金:300万ユーロ(約3.6億円)

 20歳の若さでJ2得点王に輝くなど、若くしてセレッソ大阪で注目を集めた香川真司は、10年夏にドルトムントへ移籍。世界的に見ると当時は無名に近い存在だったが、ユルゲン・クロップ監督の信頼を掴み、ブンデスリーガ2連覇に大きく貢献。加入初年度から2シーズン連続でキッカー誌が選出するリーグベストにも選出された。

 12年夏から2シーズンプレーしたマンチェスター・ユナイテッドでは不完全燃焼に終わったが、14年夏に復帰したドルトムントで復活。クロップ、トーマス・トゥヘルの下ではレギュラーとしてプレーし、2016/17シーズンのDFBポカール制覇にも貢献した。しかし、ピーター・ボス、ルシアン・ファヴレ両監督の下では構想外となり、出場機会を大きく減らした。

 ベシクタシュへのローン移籍を経て、19年夏にスペイン2部のレアル・サラゴサへ300万ユーロ(約3.6億円)の移籍金で完全移籍。加入直後は好調を維持していたが、徐々に調子を落として、シーズン終盤にはベンチ要員となってしまった。サラゴサとは2年契約を締結していたが、1シーズン終了後に契約を解除。現在も所属するギリシャのPAOKへとフリー移籍した。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top