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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング31位~35位。リーグ連覇貢献もまさかの戦力外通告…その人物とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

34位:強豪移籍を果たしたものの…

森岡亮太
【写真:Getty Images】



MF:森岡亮太(日本代表/シャルルロワ)
生年月日:1991年4月12日(30歳)
クラブ:ワースランド=ベフェレン→アンデルレヒト
移籍日:2018年1月30日(当時26歳)
移籍金:250万ユーロ(約3億円)

 2010年のヴィッセル神戸加入後しばらくは出場時間に恵まれなかった森岡亮太。それでも、2013シーズン後半戦よりスタメン起用の機会が増加すると、翌2014シーズンはチームの絶対的司令塔に君臨し、同シーズン途中には日本代表デビューも果たした。最終的に2014年のJ1リーグでは全試合出場を達成するなど大活躍し、自身初の優秀選手賞に選出されることとなった。

 Jリーグで大きな自信をつけた森岡は2015年にポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフに移籍。同クラブには結果2年在籍し、公式戦53試合15得点11アシストをマークしている。そして、2017年にはベルギーのワースランド=ベフェレンに加入。ここでは1年目ながら、それも24節終了時点でリーグ戦7得点11アシストを叩き出すなど、さらに評価を高めることになった。

 そのベフェレン加入からわずか半年後、森岡は250万ユーロ(約3億円)という移籍金でベルギーの強豪アンデルレヒトへ移っている。しかし、加入後間もない頃は結果を残していたものの、2年目は戦術への適応などに苦しみ出番が激減。結局、アンデルレヒト移籍から半年後にシャルルロワへとレンタル移籍し、その後戻ってくることはなかった。

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